遺品整理・ゴミ屋敷の掃除片付け専門業者crysta-クリスタ-

遺品整理・ゴミ屋敷の掃除片付け業者

片付け業者 クリスタcrysta

年中無休

(受付時間:9:00~20:00)

0120-117-767

問い合わせ

特殊清掃の現場では何が行われる?遺体や死体処理の全貌とは

孤独死や自殺、事故死などで遺体が発見された現場は、強い臭いや体液、害虫の発生などがあり、通常の掃除では対応できません。こうした場所を清掃・消毒し、安全に暮らせる状態に戻すために必要なのが「特殊清掃」です。

この記事では、特殊清掃が必要になる具体的な理由や作業の流れ、費用の相場、実際の事例などをわかりやすく解説いたします。突然の出来事で何をすべきかわからない方に向けて、正しい対応の仕方をお伝えします。

本記事の監修者
遺品整理士 菅野 武史

遺品整理士:菅野 武史

一般社団法人遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(第 IS23822 号)

片付け業者にて3年、遺品整理業者で2年の現場経験を積んだ後、自身の会社を設立。
年間500件以上の現場をこなし、現在も積極的に片付けや不用品回収案件に携わる。

詳しいプロフィール

目次

壮絶な特殊清掃の現場とは

特殊清掃の現場は、遺体が長期間放置された住宅や、事故・自殺が起きた部屋など、一般の方が想像する以上に過酷な環境です。血液や体液、腐敗臭、害虫の発生など、多くのリスクがあるため、専門的な知識と技術が求められます。

特殊清掃とはどんな業務か

特殊清掃とは、通常の掃除では対応できない汚れや臭いがある現場を、専門の方法と薬剤を使って清掃・除菌・消臭する作業です。たとえば、孤独死や事件、自殺、事故などが起きた部屋では、遺体の腐敗による体液や血液が床や壁に染み込み、強い臭いや細菌が広がってしまいます。

このような場合、見た目をきれいにするだけでなく、感染症のリスクを減らすために消毒作業も必要となります。また、害虫の駆除やオゾン脱臭など、高度な処理も含まれます。

特殊清掃の目的は、汚染された空間を再び安全で清潔な状態に戻すことです。作業には専門的な知識や資格が必要で、対応できる業者も限られています。

つまり、特殊清掃とは「ただの掃除」ではなく、人の死に関わる現場を適切に管理・回復する重要な仕事なのです。特に遺族の精神的な負担を軽減するためにも、プロによる適切な対応が必要とされています。

死体や遺体が関係する現場の特徴

死体や遺体が関係する特殊清掃の現場には、一般的な清掃とはまったく異なる特徴があります。まず第一に、遺体が放置された時間によって体液や血液が建材に深く染み込み、通常の清掃では取り除けない汚れが発生します。

次に問題となるのが臭いです。遺体の腐敗が進むと、強烈な死臭が室内に充満し、家具や壁紙、床材にまで臭いが染みついてしまいます。この臭いは市販の消臭剤では除去できず、特殊な薬剤やオゾン脱臭機が必要です。

また、体液を栄養源としてハエやウジ虫などの害虫が大量に発生することもあります。これにより衛生状態はさらに悪化し、感染症のリスクが高まります。

さらに、こうした現場は精神的なショックも大きく、遺族が自ら対応することは非常に困難です。だからこそ、専門の清掃業者が現場を客観的かつ的確に処理し、安全な環境へと戻すことが求められます。死体が関係する現場は、見た目以上に複雑で過酷な状況なのです。

一般清掃との決定的な違い

特殊清掃と一般清掃では、目的や使用する薬剤、対応する汚れのレベルに大きな違いがあります。まず、一般清掃はホコリや汚れを取り除いて、生活空間をきれいに保つことが目的です。主に水拭きや掃除機などの一般的な道具を使い、日常的な清掃を行います。

一方、特殊清掃は血液・体液・腐敗臭・害虫など、命に関わるリスクがある現場で行われます。作業では強力な消毒薬や専用洗剤、オゾン脱臭機などを使用し、衛生状態を安全なレベルまで回復させる必要があります。

さらに、特殊清掃では感染症対策のために防護服・マスク・ゴーグルなどを着用し、作業者自身の安全も確保しながら作業を進めます。

このように、一般清掃が「見た目のきれいさ」を重視するのに対し、特殊清掃は「命と健康を守る清掃」である点が決定的に異なります。そのため、専門的な知識・経験・設備が不可欠であり、誰にでもできる作業ではありません。

遺体発見後に必要な特殊清掃の作業内容

遺体が発見された部屋では、体液や臭い、害虫の発生などにより、深刻な衛生問題が生じます。特殊清掃では、それらを安全に処理し、再び人が住める空間へと戻すための専門的な作業が求められます。以下に主な作業内容をご紹介します。

血液・体液の除去と感染症対策

遺体がある程度の時間放置されると、体液や血液が床や壁に広がってしまいます。これらの汚れは、ウイルスや細菌を含んでいる可能性があるため、感染症対策を含めた徹底的な清掃が必要です。

まず、目に見える血液や体液を専用の吸収材で除去し、汚染された建材や家具は必要に応じて撤去します。その後、酵素系やアルカリ性の強力な洗剤を使用して、残ったタンパク質汚れを分解・洗浄します。

清掃後には、感染リスクを下げるために次亜塩素酸や二酸化塩素などの消毒薬を使い、菌やウイルスを死滅させます。床材の奥深くまで汚れが染み込んでいる場合には、表面だけでなく内部まで対応する必要があります。

作業者は必ず防護服・手袋・マスクを装着し、自身の安全にも配慮して作業を行います。遺族の方がこの作業を行うのは非常に危険であり、必ず特殊清掃の専門業者に依頼することをおすすめします。

腐敗臭・死臭の除去と空気環境の改善

遺体が長時間発見されなかった場合、腐敗によって強烈な死臭が発生します。この臭いは部屋全体に染みつき、家具や壁、床の奥深くにまで広がるため、通常の消臭方法ではまったく効果がありません。

まず最初に、臭いの発生源となる汚染物を物理的に除去し、その上で強力な消臭剤や脱臭機を使用します。バイオ消臭剤は、微生物の力で悪臭の原因を分解するもので、体に優しく効果も高いためよく使われます。

さらに、オゾン脱臭機を使用することで、部屋全体に広がった臭い分子を酸化・分解し、空気中の臭いを根本から取り除くことができます。オゾンは空間全体を処理できるため、家具の裏や壁の中まで対応が可能です。

また、必要に応じて壁紙や床材を張り替えるなどの施工も行い、見た目だけでなく空気環境そのものを改善します。死臭の除去は、単なる消臭ではなく、住環境の再生につながる大切な工程です。

害虫・害獣の発生とその駆除方法

遺体の腐敗が進むと、ハエやウジ虫、ゴキブリなどの害虫が発生しやすくなります。さらに、遺体に引き寄せられてネズミなどの害獣が侵入することもあり、衛生面だけでなく精神的にも深刻な問題となります。

このような場合、まず害虫の発生源である汚染物を除去し、その上で薬剤による駆除作業を行います。殺虫剤を噴霧するだけでなく、侵入口の封鎖や卵の除去など、再発防止も含めた対策が必要です。

ウジ虫やハエは体液を栄養源として繁殖するため、体液が染み込んだ床下や壁の中まで調査し、徹底的な処理が求められます。また、害獣が侵入した痕跡があれば、忌避剤を使用したり、防鼠シートを設置したりして、物理的な防御も行います。

駆除作業後には、害虫の死骸やフンなども丁寧に除去し、消毒を行うことで衛生状態を改善します。こうした作業は高度な専門知識と機材が必要となるため、自己判断で行わず、必ず特殊清掃の専門業者に依頼することが大切です。

遺品整理と原状回復に関する作業

特殊清掃の現場では、清掃作業と並行して「遺品整理」と「原状回復」も重要な工程となります。ご遺族にとって精神的に重い作業であるため、専門業者による丁寧で的確な対応が、安心して再出発する第一歩となります。

遺品と不用品の分別・処分の基準

遺品整理では、亡くなった方の持ち物を「残すもの」と「処分するもの」に分ける作業が必要です。この作業は、見た目だけでは判断しにくく、感情面も含めて非常に難しいとされています。

まず、身分証明書や通帳、契約書などの重要書類、写真や手紙といった思い出の品は、ご遺族にとって大切な「遺品」として残されます。これに対して、汚れがひどい衣類や日用品、劣化した家具などは「不用品」として処分の対象となります。

プロの特殊清掃業者は、ご遺族の意向を確認しながら、必要なものを丁寧に仕分け、残すべきものと処分すべきものを明確に分類します。自治体のルールや法律に基づいて適切に廃棄処理を行うため、違法な不法投棄のリスクもありません。

また、供養を希望される場合は、専門の寺院と連携して「お焚き上げ」を行うことも可能です。遺品整理はただの片づけではなく、大切な人の人生を整理する行為ですので、信頼できる業者に任せることで、安心と納得のある対応が可能になります。

原状回復の可否とリフォームの必要性

特殊清掃の目的は、汚染された室内を再び住める状態に戻す「原状回復」にあります。しかし、遺体の放置期間や汚染の程度によっては、完全な原状回復が難しく、リフォームが必要になることもあります。

たとえば、体液がフローリングの下にまで染み込んでいる場合、表面を拭くだけでは除去できません。そのため、床材をすべて剥がし、下地まで消毒・清掃し直す必要があります。同様に、臭いが壁や天井に染み込んでいる場合は、クロスの張り替えやボードの交換が必要となることもあります。

原状回復が可能かどうかは、現場の状況を専門業者が調査し、施工内容を判断します。軽度な場合は清掃と脱臭のみで済みますが、建材の損傷が激しい場合は、大規模なリフォームが必要になることもあります。

特殊清掃業者の中には、提携する工務店やリフォーム会社と連携して、ワンストップで対応できる体制を整えているところもあります。ご遺族や家主にとっては、煩雑な手続きが減り、安心して任せられる大きなメリットとなります。

特殊清掃の依頼方法と行政対応

遺体が発見された現場では、警察の対応が最初に必要となり、その後で特殊清掃の手配が必要です。また、行政とのやり取りや必要な届け出が発生することもあるため、正しい流れを理解し、冷静に行動することが大切です。

警察や自治体とのやり取りと注意点

遺体を発見した場合、まず最初にすべきことは警察への通報です。現場が犯罪性のない孤独死や病死であっても、必ず警察による検死が必要です。警察が現場確認を終えるまで、勝手に遺体や部屋のものを動かすことは法律上禁止されています。

検死後、必要に応じて行政機関や地域の保健所などと連携することがあります。特に集合住宅の場合は、近隣住民への衛生的配慮から、清掃業者の手配や自治体の指導が求められることもあります。

注意すべき点は、遺体搬送後すぐに清掃ができるとは限らないことです。警察の捜査が長引くと、特殊清掃の作業開始が遅れ、汚染や臭いが進行するリスクも高まります。そのため、早い段階で清掃業者に相談だけでもしておくことが望ましいです。

また、住民票や死亡診断書など、行政手続きに必要な書類は忘れずに取得してください。これらの流れを理解しておくことで、慌てずに正しい対応ができます。

清掃業者への連絡から完了までの流れ

特殊清掃を依頼する際は、まず信頼できる清掃業者に連絡を取り、現場の状況を説明します。その後、現地調査の日程を決め、業者が実際に現場を確認し、見積もりを出してくれます。

見積もりでは、作業範囲・所要時間・必要な薬剤・処分する物の量などが細かく記載され、追加費用が発生する可能性がある場合も説明されます。納得できれば契約を結び、作業日を確定させます。

作業当日は、まず安全確保と防護措置が取られ、体液・血液・臭い・害虫などを段階的に処理していきます。必要に応じて、オゾン脱臭や壁紙の剥がし、床材の撤去まで行います。作業時間は数時間から数日かかることもあります。

作業終了後には、立ち会いのもとで完了確認を行い、問題がなければ最終的な清算となります。作業前後の写真が提供される場合も多く、保険請求や管理会社への報告にも役立ちます。

このように、特殊清掃は事前準備からアフターケアまで多くの工程があるため、経験豊富な業者を選ぶことがスムーズな解決のカギとなります。

特殊清掃にかかる費用の実情

特殊清掃は一般的な掃除と比べて、作業内容が専門的で手間もかかるため、費用が高額になるケースがあります。ここでは、実際にかかる費用の目安や内訳、誰が負担するのか、また利用できる保険や補助制度についてご紹介します。

費用の目安と作業内容別の相場

特殊清掃の費用は、現場の広さや汚染の度合い、必要な作業内容によって大きく変動します。一般的な目安として、1Kのワンルームで遺体発見から数日以内の場合は、8万円~15万円程度が相場です。

しかし、遺体の放置期間が長く、床材の交換やオゾン脱臭、害虫駆除などが必要な場合は、20万円~50万円を超えることもあります。作業が複雑になるほど、費用も高くなるのが特徴です。

料金に含まれる項目としては、汚染物の除去、消毒作業、脱臭処理、害虫駆除、遺品整理、不用品回収、簡易清掃などがあります。また、作業員の人数や作業時間によっても金額が増減します。

見積もりを依頼する際は、「作業内容」「対応時間」「追加料金の有無」などが明確に記載されているか確認することが大切です。信頼できる業者は、現地調査のうえで正確な見積もりを提示してくれるため、安心して依頼できます。

費用の負担者と保険・補助制度の活用

特殊清掃の費用は、基本的に物件の所有者や故人の遺族が負担することになります。ただし、ケースによっては保険の活用や行政の補助が受けられることもあります。

まず、火災保険や家財保険に「特殊清掃費用補償」が付帯している場合、一定の範囲内で清掃費用が補償されることがあります。加入している保険内容を確認し、保険会社に相談することをおすすめします。

また、孤独死が起きた賃貸物件では、家主が加入している「家賃補償保険」によって、原状回復費や空室期間中の損失を補填できるケースもあります。これにより遺族の負担を軽減できる可能性があります。

さらに、一部の自治体では、経済的に困難な遺族に対して、清掃費用や遺品整理費用に関する補助制度を設けていることがあります。窓口は福祉課や生活支援課などで、早めに相談してみるとよいでしょう。

このように、費用を全額自己負担せずに済む方法もありますので、まずは利用できる制度や保険の内容を確認し、専門業者や行政と連携して負担を最小限に抑えることが大切です。

実際に行われた特殊清掃の事例

特殊清掃の現場は多岐にわたり、孤独死・自殺・事故死などそれぞれに特徴があります。ここでは、実際に行われた事例を通じて、どのような作業が必要とされ、どれほどの時間と工程がかかるのかをご紹介します。

孤独死・自殺・事故死ごとの実例紹介

特殊清掃の現場は、その背景によって作業内容や難易度が大きく異なります。たとえば、孤独死の事例では、発見が遅れたために体液が床にまで広がり、下地材の撤去と消臭処理まで必要となりました。このような場合、消毒・害虫駆除・遺品整理まで含めて約3日間の作業が行われました。

一方、自殺のケースでは、血液が壁や家具に飛び散っていたため、特殊な洗剤と高圧洗浄機を使って徹底的な洗浄を実施。精神的ショックが大きい現場であったため、遺族の心情に配慮しながら、丁寧な作業と説明を行いました。

また、交通事故死による室内での死亡例では、外傷が大きく体液の飛散が広範囲に及んでいたため、作業には合計4名が出動し、半日で汚染箇所を中心に清掃と脱臭を実施。現場復旧と安全確保を両立させた作業が評価されました。

このように、状況に応じて必要な処理が変わるため、現場の特性を的確に判断し、柔軟に対応できる業者の存在が重要です。

清掃後のビフォーアフターと所要時間

特殊清掃では、清掃前と清掃後の状態が大きく異なります。たとえば、腐敗臭が充満していたワンルームの孤独死現場では、体液が床板にまで染み込み、部屋全体が茶色く変色していました。

清掃後には、床板を撤去し、下地を丁寧に消毒・乾燥させた上で新しい床材に交換。さらに、オゾン脱臭機を使用して部屋全体の臭いを取り除き、作業終了時には無臭かつ清潔な状態にまで回復しました。この現場の作業時間は約2日間、スタッフ3名で対応しました。

また、壁紙に臭いが染みついた現場では、壁紙を全面撤去し、石膏ボードの中まで消毒作業を行いました。その後、換気とオゾン脱臭を繰り返し、臭気センサーで臭いが残っていないことを確認してから壁紙を張り直しました。

清掃の所要時間は、軽度であれば数時間から半日、重度の場合は数日かかることもあります。ビフォーアフターの違いがはっきりと表れるため、ご遺族にとっても安心感が得られます。写真付きの報告書を出してくれる業者も多く、今後の管理や説明に役立ちます。

まとめ

特殊清掃は、遺体や死体が関係する過酷な現場で行われる専門的な作業です。血液や体液の除去、強烈な臭いの消臭、害虫駆除、遺品整理、原状回復まで、多くの工程があり、一般の方が対応するのは非常に困難です。

また、警察や自治体とのやり取り、費用の確認や保険・補助制度の活用など、手続きにも注意が必要です。経験豊富な清掃業者に依頼することで、安全・確実に対応でき、心身の負担も大きく軽減されます。正しい知識と冷静な判断で、適切な対応をしていただくことが大切です。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

^
TOP

目次