掃除機が壊れたり、新しいモデルに買い替えたりしたとき、「古い掃除機はどう処分すればいいの?」と悩む方は多いです。掃除機は自治体のルールや種類によって処分方法が異なり、誤って捨てると回収されないこともあります。
本記事では、無料で処分する方法から不用品回収業者への依頼まで、正しい手順と注意点をわかりやすく解説します。安全でお得に掃除機を手放すためのポイントを知り、失敗しない処分方法を選びましょう。
掃除機の処分方法7選を比較!無料・有料の違いをチェック

掃除機の処分には「無料でできる方法」と「有料で確実に処分する方法」があります。どの方法を選ぶかで、費用や手間、回収スピードが大きく変わります。ここでは、それぞれの違いを分かりやすく比較して解説します。
掃除機の種類によって処分方法は変わる
掃除機のタイプによって、適した処分方法は異なります。たとえば、紙パック式やサイクロン式の一般的な掃除機は、自治体の粗大ゴミや小型家電回収ボックスで比較的簡単に処分できます。
一方、コードレス掃除機やロボット掃除機にはバッテリーが内蔵されており、そのまま捨てるのは危険です。リチウムイオン電池は発火の恐れがあるため、自治体指定の「電池回収ボックス」やメーカー回収ルートを利用する必要があります。
また、業務用掃除機や大型の集塵機は、自治体で処分できないケースも多く、不用品回収業者への依頼が現実的です。
このように、機種の構造や素材、電源の種類によって処分ルールが変わるため、事前に自治体の公式サイトやメーカーの案内を確認することが大切です。安全かつ正しい方法で処分することで、環境負荷を減らし、トラブルも防げます。
無料・有料処分のメリットとデメリットを整理する
掃除機の処分には「無料で済ませる方法」と「有料で依頼する方法」があり、それぞれに特徴があります。無料の方法では、自治体の小型家電回収やリサイクルショップ買取、フリマアプリなどが代表的です。
費用をかけずに済む一方で、自分で持ち運んだり、売れるまで時間がかかるデメリットもあります。反対に、有料の方法は家電量販店の引き取りや不用品回収業者への依頼です。費用は数百円から数千円ほどかかりますが、自宅まで来て回収してくれるため手間がありません。
特に大型の掃除機や複数の家電をまとめて処分したい場合には、有料サービスが便利です。無料・有料どちらを選ぶかは、手間・スピード・コストのどれを優先するかによって変わります。目的を明確にして、自分に合った方法を選ぶことが大切です。
自分に合った処分方法を見極めるポイント
最適な掃除機の処分方法を選ぶには、まず「目的」と「状況」を整理することが大切です。費用を抑えたいなら無料回収を、時間や労力をかけたくないなら業者依頼を選びましょう。また、まだ使える掃除機であればリサイクルショップやフリマアプリでの販売もおすすめです。
故障している場合は、修理費よりも処分費のほうが安く済むことが多いため、無理に修理せず廃棄を検討しましょう。さらに、集合住宅や階段のある建物では搬出が大変なため、出張回収サービスを利用するのが安全です。
自治体によっては収集日や持ち込み場所が限られているため、事前確認も欠かせません。費用・手間・安全性を総合的に考え、自分の生活スタイルに合った方法を選ぶことが、賢い掃除機処分のコツです。
【無料】費用をかけずに掃除機を処分する3つの方法

掃除機を無料で処分するには、自治体やリサイクル店、個人売買サービスを上手に活用することが大切です。ここでは、代表的な3つの無料処分方法を紹介し、それぞれの特徴と注意点を解説します。
自治体の小型家電回収ボックスを利用する
自治体が設置している小型家電回収ボックスを使えば、掃除機を無料で処分できます。市役所や公共施設、スーパーなどに設置されており、ハンディクリーナーやスティック型など小型の掃除機が対象です。
金属やプラスチックなどの素材をリサイクルできるため、環境にもやさしい方法です。ただし、紙パック式や大型のキャニスター型掃除機はサイズ制限で入らないことがあるため注意が必要です。
事前に自治体のホームページで「対象品目」と「ボックスの設置場所」を確認してから持ち込みましょう。また、電源コードやダストカップ内のゴミはあらかじめ取り除いておくとスムーズです。無料で簡単に処分できるうえ、再資源化にも貢献できる便利な方法です。
リサイクルショップや買取専門店に持ち込む
まだ動作する掃除機であれば、リサイクルショップや家電買取専門店に持ち込むことで無料処分や買取が可能です。特にダイソンやシャープ、パナソニックなどの人気ブランドは需要があり、高年式モデルであれば買取価格がつく場合もあります。
査定前にフィルターや本体を軽く清掃しておくと印象が良く、査定額が上がることもあります。持ち込みが難しい場合は、出張買取を行っている店舗を利用すると便利です。
ただし、古すぎる製品や故障しているものは買取不可となるケースもあるため、その場合は他の処分方法に切り替えましょう。リサイクルショップを活用すれば、費用をかけずに掃除機を手放しつつ、リユースによって廃棄物削減にもつながります。
フリマアプリ・ネットオークションで個人販売する
掃除機を少しでもお得に処分したい方には、フリマアプリやネットオークションでの出品がおすすめです。特に動作品や人気ブランド製品は需要が高く、思わぬ価格で売れることもあります。出品前には、動作確認や簡単な清掃を行い、写真を明るく撮ることが大切です。
また、説明欄に「型番・年式・状態・付属品の有無」を詳しく記載すると、購入希望者に信頼されやすくなります。ただし、出品や配送に手間がかかること、トラブル防止のためのやり取りが必要になる点は注意が必要です。
売れない場合は無料処分に切り替える柔軟さも持っておきましょう。時間と手間をかければ、無料どころか少しの収入につながる可能性もあります。
【有料】確実かつ手間をかけずに掃除機を処分する3つの方法

費用はかかりますが、安全で確実に掃除機を処分できる方法もあります。重たい掃除機を自分で運ぶ必要がないため、忙しい方や高齢の方にもおすすめです。以下の3つの方法を比較して検討しましょう。
自治体のルールに沿って粗大ゴミや不燃ゴミで出す
自治体の粗大ゴミ収集や不燃ゴミの日に出す方法は、最も一般的で安心できる処分方法です。掃除機は多くの自治体で「粗大ゴミ扱い」となり、200円〜500円程度の手数料で回収してもらえます。申し込みは電話やインターネットで行い、指定の「粗大ゴミ処理券」を購入して貼り付けます。
収集日を予約し、指定場所に出せば完了です。ただし、自治体によって回収日が月1〜2回しかない場合や、大型掃除機が対象外になるケースもあります。
即日対応や夜間回収はできないため、急いで処分したい人には不向きです。それでもコストを抑えたい人にとっては、安心かつ確実で信頼性の高い処分方法といえるでしょう。
家電量販店の有料回収サービスを利用する
家電量販店の中には、不要になった掃除機を有料で回収してくれる店舗があります。たとえばヨドバシカメラやビックカメラ、エディオンなどでは、数百円から数千円の料金で引き取り可能です。
新しい掃除機を購入する際に「下取り」や「引き取りオプション」を選べば、古い掃除機を同時に処分できます。また、店舗によっては宅配便を利用した回収サービスを実施しており、自宅から送るだけで完結します。
メリットは、確実に処分できることと、信頼できる業者が対応する安心感です。一方で、処分費用がかかる点や持ち込みの手間がある点には注意が必要です。買い替え予定がある方にとっては、最も効率的で安心できる便利な選択肢となるでしょう。
不用品回収業者に依頼して自宅で引き渡す
手間をかけたくない方や、大量の不用品と一緒に掃除機を処分したい方には、不用品回収業者の利用が最適です。電話やWEBから依頼すれば、最短で即日、自宅までスタッフが訪問してくれます。階段や大型家具の搬出にも対応しているため、体力に不安がある方にも安心です。
費用は3,000円〜5,000円前後が相場で、まとめて依頼すれば割引になる場合もあります。また、まだ使える家電は買取してもらえることもあります。
ただし、無許可で営業する悪質業者も存在するため、必ず「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」を確認しましょう。正規の業者であれば、迅速・安全に掃除機を処分してもらえるうえ、引っ越しや遺品整理などの際にも一括対応できるのが大きな魅力です。
不用品回収業者に依頼するメリットと注意点

不用品回収業者を利用すれば、自分で重い掃除機を運ぶ手間を省きながら、安全かつスピーディーに処分できます。ただし、費用や対応範囲、業者の許可を事前に確認することが大切です。
重たい掃除機を運ばずに済む便利さ
不用品回収業者に依頼する最大のメリットは、重たい掃除機を自分で運ばずに済む点です。特にキャニスター型や業務用掃除機は重量があり、集合住宅の階段や狭い通路を通すのは大変です。
業者であれば、搬出から積み込みまでをスタッフがすべて対応してくれるため、体力や時間の負担を大きく減らせます。また、搬出時には壁や床を傷つけないように養生を行うなど、プロならではの丁寧な作業も魅力です。
高齢者や一人暮らしの方にとっても安心して利用できるサービスといえます。さらに、日時指定や即日対応に対応している業者も多く、忙しい方でもスケジュールに合わせて依頼可能です。
自分で運搬手段を用意する必要がないため、車を持っていない人にも便利な方法です。安全かつスムーズに掃除機を処分したい方には、不用品回収業者の利用が非常に有効です。
家電以外の不用品もまとめて処分できる
不用品回収業者を利用するもう一つの大きな利点は、掃除機以外の不用品もまとめて処分できることです。たとえば、壊れた家電・家具・衣類・雑貨など、家庭内のさまざまな品を一度に引き取ってもらえます。
自治体の回収では品目ごとに分別や申請が必要ですが、業者なら分別不要で一括処分が可能です。引っ越しや大掃除、遺品整理など、片付けのタイミングに合わせて利用すれば、短時間で部屋をすっきりさせることができます。
また、再利用可能なものはリサイクルや買取対応を行う業者もあり、処分費用を抑えられる場合もあります。さらに、エアコンや冷蔵庫などの大型家電を含めて依頼できる点もメリットです。
まとめて回収してもらうことで、手間やコストを節約し、効率的に片付けが進みます。家庭内の不要品を一掃したい場合には、不用品回収業者の活用が最も現実的です。
利用前に確認すべき費用・対応エリア・許可情報
不用品回収業者を安心して利用するためには、依頼前の確認が欠かせません。まず費用面では、基本料金・回収費・オプション費などの内訳を明確にしてもらいましょう。見積もり後に追加請求が発生しないか確認することが大切です。
次に、対応エリアを確認することも重要です。遠方からの依頼になると出張費が加算される場合があるため、近隣地域の業者を選ぶと良いでしょう。そして、最も重要なのが「許可の有無」です。
正規業者であれば、自治体からの「一般廃棄物収集運搬業許可」や「古物商許可」を必ず取得しています。これらの許可がない業者に依頼すると、不法投棄や高額請求などのトラブルに巻き込まれる可能性があります。
ホームページや見積書で許可番号を確認し、信頼できる業者を選びましょう。料金・対応・安全性の3点を事前にチェックすることで、安心して掃除機を処分できます。
悪質な業者を避けるために!信頼できる不用品回収業者の見分け方

不用品回収を安心して依頼するには、信頼できる業者を選ぶことが欠かせません。許可の有無や見積もりの透明性、利用者の口コミを確認することで、悪質な業者を事前に避けられます。
一般廃棄物収集運搬業の許可・古物商許可を確認する
信頼できる業者を見分ける最も基本的なポイントは、必要な許可をきちんと取得しているかどうかです。不用品回収を有料で行うには、自治体からの「一般廃棄物収集運搬業許可」が必要です。この許可がない業者が家庭ごみを回収するのは違法行為にあたります。
また、買取サービスを行う場合は「古物商許可」も必須です。これらの許可がある業者は、公式サイトや見積書に許可番号を明記しています。逆に、許可の記載がない業者は注意が必要です。無許可業者に依頼すると、不法投棄や高額請求などのトラブルに発展する恐れがあります。
依頼前には必ず許可証の有無を確認し、信頼できる事業者を選びましょう。安心して掃除機を処分するためには、法的に認められた業者に依頼することが大切です。
追加料金や曖昧な見積もりに注意する
悪質な業者に多いトラブルの一つが、見積もり後の追加請求です。電話やメールで安く見せかけ、当日に「階段作業費」「人件費」「リサイクル費用」などの名目で高額請求するケースがあります。信頼できる業者は、事前に現地見積もりを行い、金額の内訳を明確に説明してくれます。
「追加費用が発生しない」ことを明言しているかも確認ポイントです。また、見積もり書に作業内容と金額が書面で記載されているかどうかも重要です。口頭説明だけで契約するのは避けましょう。
不明点を質問した際に、丁寧に答えてくれるかも信頼度を判断する材料になります。金額が相場より極端に安い業者ほどリスクが高いため、複数社の見積もりを比較して判断することが安心です。
口コミや実績・対応スピードを比較する
信頼できる不用品回収業者を選ぶには、実際に利用した人の口コミや作業実績をチェックすることも大切です。口コミでは、料金の明確さやスタッフの対応、作業スピード、トラブル対応の評価を確認しましょう。
特に「追加料金なし」「説明が丁寧」「作業がスムーズ」といった声が多い業者は信頼性が高いです。また、公式サイトで過去の作業事例や対応エリアを公開している業者は、実績が豊富で安心感があります。さらに、急な依頼にも即日対応できるかどうかも便利さのポイントです。
電話やLINEなどで簡単に見積もりできる業者も増えており、対応スピードと丁寧さのバランスを見極めることが大切です。口コミや実績を比較しながら、自分にとって信頼できる業者を選ぶことが、トラブルのない回収につながります。
掃除機を処分する前に確認しておくべき2つの注意点

掃除機を安全かつ正しく処分するためには、機種に応じた注意点を理解しておくことが重要です。特にバッテリーやデータを含む製品は、トラブルを防ぐための事前準備が必要です。
コードレス掃除機はバッテリーを必ず取り外す
コードレス掃除機には、リチウムイオン電池などのバッテリーが内蔵されています。これをそのまま捨てると、発火や爆発の危険があり非常に危険です。そのため、処分前には必ずバッテリーを取り外し、自治体の「充電式電池回収ボックス」や家電量販店の回収窓口へ持ち込みましょう。
特に、バッテリーが劣化している場合は発火リスクが高まるため注意が必要です。自分で取り外せない構造の製品は、メーカーや販売店に相談するのが安全です。
また、バッテリーを取り外した後の本体は、通常の粗大ゴミや不用品回収業者に依頼すれば問題なく処分できます。正しい方法で取り外すことで、事故を防ぎながら環境にも配慮した処分が可能になります。
ロボット掃除機のデータや設定は初期化しておく
ロボット掃除機を処分する際は、内部データの削除を忘れないようにしましょう。多くのロボット掃除機は、Wi-Fi接続やスマートフォンアプリと連動しており、清掃履歴や間取り情報、接続先のネットワークデータなどが保存されています。
これを初期化せずに処分すると、個人情報が第三者に漏れる恐れがあります。初期化の方法は機種によって異なりますが、取扱説明書やメーカー公式サイトで確認できます。あわせて、登録アプリからも連携解除を行っておくと安心です。
バッテリーが内蔵されている機種は、前項と同様に電池を外してから廃棄しましょう。データ消去と電源処理を正しく行うことで、個人情報の漏えいや事故を防げます。安全面とプライバシーの両方を守るためにも、処分前の初期化は必ず実施しましょう。
まとめ
掃除機の処分には、無料と有料の両方の方法があり、それぞれにメリットとデメリットがあります。費用をかけずに済ませたい場合は、自治体の小型家電回収ボックスやリサイクルショップの活用が効果的です。
一方、忙しい方や大型掃除機の処分に困っている方は、不用品回収業者へ依頼するのが安心で確実です。その際は、「一般廃棄物収集運搬業許可」などの資格を持つ正規業者を選びましょう。
また、コードレス掃除機はバッテリーを外し、ロボット掃除機は個人情報を初期化してから処分することが大切です。目的や状況に合わせて最適な方法を選べば、安全かつスムーズに掃除機を手放すことができます。




