特殊清掃とは、孤独死や事件、事故のあった部屋を専門的に掃除・消毒する作業です。発見が遅れた遺体からは強い腐敗臭や体液が発生し、ウジ虫やハエが大量に湧くこともあります。このような現場では、通常の掃除では対応できず、専門業者による対応が必要です。
本記事では、特殊清掃の壮絶な実態や作業内容、体験談、費用の目安、依頼方法までを詳しく解説いたします。大切な情報を事前に知っておくことで、万が一のときに冷静に対応できます。
特殊清掃とはどんな作業か?

特殊清掃とは、孤独死や事件・事故、ゴミ屋敷など通常の清掃では対応できない現場を専門的に処理する作業のことです。遺体の腐敗や害虫、強い臭いなどが発生した環境を安全で衛生的な状態に戻すために、専門知識と専用機材を使って作業を行います。
遺体発見後に行う清掃の必要性
遺体が発見された後には、専門的な清掃が必要不可欠です。なぜなら、人が亡くなると体液や血液が流れ出し、時間の経過とともに腐敗が進行して強烈な異臭や害虫が発生するからです。特に夏場など気温が高い時期には、数日でウジ虫やハエが大量発生し、室内は想像以上に深刻な状態になります。
このような環境では一般的な掃除や消毒では対応できず、感染症のリスクもあるため、専門知識と機材を持つ特殊清掃業者による対応が必要となります。作業では、まず害虫駆除を行い、その後に汚染物の撤去や体液の拭き取り、専用薬剤を用いた消毒と消臭作業を行います。
さらに、床や壁に体液が染み込んでいる場合には一部解体を伴うこともあります。このように、遺体があった場所を原状回復するには専門的な処置が必要であり、遺族や関係者が無理に対応しようとすることは、心身に大きな負担を与えるだけでなく、衛生面でも非常に危険です。
孤独死やゴミ屋敷における特殊清掃の特徴
孤独死やゴミ屋敷での特殊清掃には、他の現場とは異なる特徴があります。まず、孤独死の場合、発見が遅れることで腐敗が進み、体液や臭いが広範囲に広がっていることが多いため、徹底した消臭・消毒が必要になります。
また、害虫が発生しているケースも多く、駆除作業も重要な工程です。一方、ゴミ屋敷では、大量の不用品や生活ゴミの中から遺体が発見されることもあり、悪臭とカビ、害虫の繁殖が複雑に絡み合っているため、単なる片付けでは済まないことが多くあります。
ゴミの分別・搬出から始まり、床や壁の洗浄、害虫の駆除、臭いの除去、必要に応じて解体作業まで行われます。両者に共通するのは、現場の衛生状態が極めて悪く、心理的にも大きな負担を伴うという点です。ご遺族が直接対応することは困難であり、専門の特殊清掃業者に依頼することで、安全かつ確実に現場を元の状態に戻すことが可能となります。
実際に行われる特殊清掃の作業内容

特殊清掃では、ただ掃除をするだけでなく、腐敗臭や体液による汚染の除去、害虫駆除、消毒・消臭といった専門的な工程を段階的に行います。現場の状況によっては解体作業やリフォームが必要になるケースもあり、高度な技術と対応力が求められます。
腐敗臭や体液汚染の除去手順
腐敗臭や体液の汚染を取り除くには、専門的な知識と正確な手順が必要です。まず、現場に到着したら作業員は防護服を着用し、害虫の駆除から始めます。これは、ウジ虫やハエなどが大量に発生しているケースが多いためです。
次に、床や壁に付着している体液や血液を、専用の薬剤を使って拭き取ります。この際、通常の洗剤では効果がないため、業務用の高濃度消毒液が使用されます。その後、体液が染み込んでいる床材や壁紙などを部分的に剥がし、奥まで浸透していないかを確認します。浸透が深い場合は、床材を解体することもあります。
汚染の除去が完了したら、オゾン発生装置などを使って室内全体の消臭作業を行います。この作業により、目に見えない臭いの元を分解し、再発を防止します。最終的に、除菌・消臭が完了したかを機器でチェックし、問題がなければ作業終了となります。これらの工程はすべて段階的に行われ、清掃後に安全で快適な空間を取り戻すことが目的です。
事件・事故現場での作業の違い
事件や事故現場の特殊清掃には、通常の孤独死とは異なる対応が求められます。なぜなら、これらの現場では血液の飛散や損傷の範囲が広く、汚染レベルが高くなることが多いからです。
たとえば、自殺や殺人事件などでは、血液が壁や天井にまで飛び散っていることがあり、床だけでなく壁や家具、電化製品などにも徹底した清掃が必要になります。また、警察の検証作業が終わるまで現場に入ることができないため、作業開始は必ず警察の許可後になります。
このような現場では、一般的な清掃だけでなく、精神的ケアや遺族対応の配慮も求められます。さらに、事件性のある現場では、近隣住民への配慮や情報管理も重要です。音や臭いによるクレームを避けるため、作業中は機材の音を抑えたり、搬出物を目立たないように処理したりするなど、慎重な対応が求められます。このように、事件・事故現場の特殊清掃は、技術面と精神面の両方で高度な対応力が必要とされる作業です。
リフォームや解体が必要なケース
特殊清掃の現場によっては、通常の清掃作業だけでは原状回復できず、リフォームや解体作業が必要になるケースがあります。なぜなら、腐敗が進んだ場合には体液や血液が床材や壁に深く染み込んでしまい、表面の清掃だけでは臭いや菌を完全に除去できないからです。
特に木製の床や畳は吸収性が高く、体液が下地にまで浸透することがあります。そのような場合、床板をはがし、根太(骨組み)や断熱材、場合によってはコンクリートまで削る必要が出てきます。壁紙や石膏ボードも同様に、体液や臭いが染み込んでいれば撤去対象となります。
また、臭いの再発を防ぐために、床下や壁内に消臭剤を塗布したり、オゾン脱臭を何度も行ったりする工程が追加されることもあります。リフォームが必要な場合は、特殊清掃業者と内装業者が連携して作業を進め、清掃と補修の両方を同時に行うことが多いです。これにより、見た目だけでなく、衛生的にも安心できる空間へと回復させることが可能になります。
特殊清掃の現場で直面する壮絶な体験談

特殊清掃の現場では、テレビやネットでは伝えきれないほど過酷な状況に直面することがあります。腐敗臭、害虫、そして遺族の心情など、多くの困難に対応する必要があり、清掃員には高い精神力と責任感が求められます。ここでは、実際にあった壮絶な体験談を元にご紹介します。
異臭と害虫に囲まれる過酷な現場
特殊清掃の現場では、想像を超える悪臭と害虫に囲まれることが日常です。なぜなら、遺体の腐敗が進むと体液やガスが発生し、それに引き寄せられてハエやウジ虫が大量に発生するからです。たとえば、ある現場では、発見までに数週間が経過しており、部屋に入った瞬間に強烈な腐敗臭で吐き気を催すほどでした。
天井や壁にはハエがびっしりと張り付き、床にはウジ虫が這い回っている状態で、作業員は防護服とマスクを着用しても臭いを完全に防ぐことはできません。このような環境では、清掃を進めながらも精神的にも肉体的にも強いストレスがかかります。
しかし、作業を進めることで部屋が少しずつきれいになっていく様子にやりがいを感じるという清掃員の声もあります。このような現場は決して少なくなく、特殊清掃の現実を知ることで、その重要性と専門性への理解が深まります。
遺族とのやり取りが与える精神的負担
特殊清掃の仕事で最もつらい瞬間の一つが、遺族とのやり取りです。なぜなら、遺族の方々は突然の死に直面し、強い悲しみや混乱の中にいるため、感情が不安定になっていることが多いからです。ある現場では、高齢の母親を亡くした娘さんが涙ながらに「こんな形で最後になるとは思わなかった」と話してくれました。
作業員はただ清掃するだけでなく、遺族の話を聞き、必要な説明を丁寧に行い、時には心のケアのような役割を果たすことも求められます。また、「遺品は捨てないでください」といった依頼にも慎重に対応し、遺族の意向に寄り添う姿勢が大切になります。
このようなやり取りは、心に大きな負担を与える一方で、「ありがとう」の一言が救いとなる瞬間でもあります。清掃員にとっては、肉体的な作業だけでなく、人の心に向き合う覚悟と優しさが必要な仕事なのです。
害虫問題とその対策について

特殊清掃の現場では、ウジ虫やハエといった害虫の大量発生が大きな問題となります。これらの害虫は不衛生なだけでなく、感染症の原因にもなるため、発生のメカニズムと正しい駆除方法を理解し、適切に対処することが必要です。
ウジ虫やハエが発生する原因とは
ウジ虫やハエが発生する最大の原因は、遺体や腐敗物から出る体液や腐敗臭です。人が亡くなった後、時間が経つと体内の組織が分解され、体液や血液が床に染み出します。その臭いにハエが集まり、卵を産みつけることでウジ虫が発生します。
特に夏場のような高温多湿の環境では腐敗の進行が早く、数日で数百匹のハエやウジ虫が発生することも珍しくありません。また、ゴミが溜まっていたり、換気がされていない部屋ではさらに発生のリスクが高まります。
ウジ虫はハエの幼虫であり、卵から1日程度で孵化し、腐敗物を食べながら成長していきます。その後さなぎとなり、再び成虫のハエとして飛び回るため、短期間で繁殖が拡大するのです。このように、害虫は腐敗物を放置することで急激に増えるため、早期対応と徹底した除去が非常に重要となります。
害虫駆除のための手順と使用薬剤
ウジ虫やハエなどの害虫を駆除するためには、専門的な手順と専用の薬剤を使った対処が必要です。まず最初に行うのは、現場にいる生きた害虫の駆除です。ピレスロイド系の殺虫スプレーや燻煙剤(バルサン)を使用し、室内全体に薬剤を行き渡らせることで、空中のハエや隠れているウジ虫も駆除します。
その後、駆除された死骸や卵を業務用の強力な掃除機で吸引し、適切に回収・密封処理します。続いて、汚染源となる腐敗物や体液が染み込んだ床や家具の撤去を行い、再発の原因を根絶します。さらに、殺菌作用のある消毒液を使って床や壁を拭き上げ、見えない菌や害虫の卵を完全に除去します。
最後に、オゾン発生装置などの脱臭機を用いて室内の臭いを分解し、害虫が再び寄りつかない環境を作ります。これらの作業は一連の流れとして行うことで、害虫を根本から駆除し、再発を防ぐ効果が得られます。
特殊清掃が必要になる典型的なケース

特殊清掃は、通常の掃除では対処できない状況に対応するための専門的な作業です。主に遺体の発見が遅れた場合や、事件現場、ゴミ屋敷での死亡事故などが対象になります。以下では、それぞれのケースについて詳しく解説いたします。
発見が遅れた孤独死の現場
発見が遅れた孤独死の現場では、特殊清掃が必ず必要になります。なぜなら、遺体が長期間放置されると腐敗が進み、体液や強烈な腐敗臭が広がるからです。たとえば、一人暮らしの高齢者が室内で亡くなり、数週間後に発見された場合、室内にはハエやウジ虫が大量に発生し、床や壁に体液が染み込んでしまっていることが多く見られます。
このような状態になると、通常の掃除では清潔な状態に戻すことはできません。特殊清掃では、害虫駆除、汚染物の撤去、消毒、消臭作業を一つ一つ丁寧に行い、部屋全体を元の状態に近づけていきます。
また、遺族が精神的なショックを受けている場合も多く、自力での対応が困難であるため、専門の業者に依頼することで心身の負担を軽減できます。孤独死は誰にでも起こり得る社会問題であり、適切な対応が重要です。
犯罪・事件性のある部屋の清掃
殺人や自殺などの犯罪・事件性がある現場でも、特殊清掃は不可欠です。なぜなら、事件現場には血液や体液が広範囲に飛び散っており、感染症のリスクが高くなるからです。たとえば、刃物による殺傷事件や飛び降り自殺の現場では、床だけでなく壁や家具、時には天井にまで血液が付着していることもあります。
こうした状況では、通常の清掃業者では対応できず、法律的・衛生的な配慮が必要となるため、専門の特殊清掃業者に依頼するのが基本です。作業は警察による現場検証が終わった後に開始され、遺族や管理会社と連携しながら進められます。
また、近隣住民への配慮も重要で、目立たないように作業が行われることが一般的です。事件現場の清掃は、単に汚れを取るだけではなく、再び安全で住める環境を取り戻すための重要な作業です。
ゴミ屋敷での死亡事故や事故死
ゴミ屋敷で人が亡くなった場合も、特殊清掃が必要になります。その理由は、室内に大量のゴミがあることで腐敗の進行が早まり、害虫や悪臭が深刻なレベルに達するためです。実際に、足の踏み場もないほどゴミが積み上がった部屋で孤独死が発見されたケースでは、腐敗臭とともにハエやウジ虫が大量発生し、清掃には数日を要しました。
ゴミの中には食品や排泄物、カビなども含まれており、通常の清掃では到底処理できません。特殊清掃では、まずゴミの分別と搬出を行い、その後に床や壁に付着した体液や汚れを除去します。
さらに、消毒と消臭を徹底的に行い、必要があれば床材の解体や内装の一部交換も行われます。このように、ゴミ屋敷での死亡事故は清掃範囲が広く、作業時間と費用も大きくなりがちです。安全と衛生を確保するためには、専門業者の力が不可欠です。
特殊清掃を業者に依頼する流れ

特殊清掃が必要な現場に直面した際は、段階を踏んで正しく対応することが重要です。警察や不動産会社への連絡から始まり、業者の選定、見積もり、契約、そして清掃作業完了までの流れを把握しておくと安心です。
警察・不動産会社への連絡と対応
特殊清掃が必要な状況が発生したら、まず警察と不動産管理会社への連絡が必要です。特に遺体が発見された場合は、勝手に動かすことなくすぐに110番通報してください。警察が現場検証を行い、死因の特定や事件性の有無を確認するまで、現場には手を触れないようにしましょう。
警察の検証が終わると「引き渡し」の連絡がありますので、それを受けてから特殊清掃業者の手配が可能となります。また、賃貸物件であれば、大家さんや不動産管理会社にも状況を伝えておく必要があります。
共有部への汚染の可能性や、騒音・異臭へのクレームが出ていることもあるため、関係者との連携はスムーズな対応につながります。正しい順序で関係各所に連絡を取り、必要な情報を共有することで、後々のトラブルを防ぐことができます。
業者の選定・見積もり・契約までの流れ
警察の検証が終わったら、次は特殊清掃業者を選ぶ段階に入ります。まずはインターネットや知人の紹介などを通じて、信頼できる業者をいくつかリストアップしましょう。その際、ホームページに作業実績や許認可の記載があるかを確認することが大切です。
候補が決まったら、電話やメールで問い合わせを行い、現地見積もりを依頼します。多くの業者は無料で現地調査をしてくれますので、実際の状態を見てもらい、正確な作業内容と料金を提示してもらいましょう。
見積書では、駆除・清掃・消臭・リフォームの有無などが明記されているかを確認してください。金額の安さだけで選ばず、対応の丁寧さや説明の分かりやすさも重要な判断材料になります。納得できる内容であれば契約書を交わし、作業日程を決定します。契約前に追加料金の発生条件についても確認しておくと、後のトラブルを防ぐことができます。
実際の作業から完了報告までの手順
契約が完了したら、いよいよ特殊清掃の作業が始まります。まず作業当日には、作業員が現場に到着し、周囲への配慮をしながら機材や防護服の準備を行います。最初に行うのは、害虫の駆除と汚染物の除去です。ウジ虫やハエなどが発生している場合は、殺虫剤や燻煙剤を使用して徹底的に駆除します。
次に、体液や腐敗物で汚れた箇所を拭き取り、必要に応じて床材や壁紙の撤去も行います。その後、消毒液で全体を拭き上げ、オゾン脱臭機などを使って臭いの除去を行います。作業が完了したら、写真付きの報告書を提出してくれる業者も多く、清掃の結果をしっかりと確認できます。
遺族の立ち会いが難しい場合でも、電話やメールで進捗を共有してくれる業者もありますので安心です。最後に、請求書が届き、料金を支払えばすべての流れが完了します。
特殊清掃にかかる費用の目安と内訳

特殊清掃にはさまざまな作業が含まれるため、費用も現場の状況によって大きく異なります。基本的な相場に加え、間取りや作業内容、オプションの有無によって金額が変動しますので、内訳を正しく理解することが大切です。
間取り別の料金相場
特殊清掃の費用は、部屋の広さや汚染の範囲によって異なります。なぜなら、広い間取りや複数の部屋がある場合は、作業量もその分増えるからです。たとえば、1R〜1Kのような単身者向けの部屋では、10万円〜20万円程度が相場となります。
この場合、体液や汚物の清掃、消毒、消臭が基本作業となります。1DK〜2DKになると、15万円〜30万円程度が目安で、部屋数が増える分、清掃範囲も広がります。さらに、2LDK以上や一軒家の場合は、30万円以上かかることも珍しくありません。特に、汚染が広範囲に及んでいたり、長期間放置された現場では、費用がさらに高くなる傾向があります。
また、作業が複数日にわたる場合や、床や壁の解体作業が発生した場合は、追加費用がかかる可能性もあります。このように、間取りは費用に直結する重要な要素であるため、見積もり時に正確に伝えることが大切です。
作業内容・オプション別の費用構成
特殊清掃の費用は、基本作業とオプション作業に分けて構成されます。なぜなら、現場ごとに必要な処理が異なるため、作業内容に応じて料金が加算されるからです。基本作業には、遺体の痕跡除去、体液の清掃、消毒、消臭などが含まれます。
これらは一式で見積もられることが多く、作業時間やスタッフの人数によって変動します。一方、オプションとして多いのが、害虫駆除、遺品の整理や供養、畳の撤去、床材の交換、オゾン脱臭などです。たとえば、害虫駆除は2万円〜5万円程度、オゾン脱臭は1日あたり1万円〜2万円が相場です。
また、遺品整理が含まれる場合は、トラックの台数や仕分けの手間に応じて別途費用が発生します。これらのオプションは希望制であることも多いため、見積もりの際に必要な作業を業者に明確に伝えることが大切です。すべてを業者に任せると高額になりがちですが、不要な作業を省くことでコストを抑えることも可能です。
臭いや害虫処理、リフォーム時の追加費用
特殊清掃では、臭いや害虫の処理、そして必要に応じたリフォーム作業が発生する場合があります。これらは基本費用に含まれないことが多く、別途料金がかかる点に注意が必要です。たとえば、腐敗臭が強い場合には、通常の消臭作業に加えてオゾン脱臭機を数日間使用することがあり、その場合の追加費用は2万円〜5万円程度が一般的です。
さらに、ウジ虫やハエが発生している場合には、ピレスロイド系の薬剤を使用した駆除作業が必要となり、こちらも2万円〜3万円の費用が見込まれます。また、体液が床下や壁にまで浸透している場合、リフォームや一部解体作業が避けられません。
畳の交換は1枚あたり1万円前後、床材の張り替えや壁紙の交換が必要になると、合計で10万円を超えることもあります。このように、現場の状況によって追加費用は大きく変動しますので、業者から詳細な見積もりを取り、事前に説明を受けておくことが安心につながります。
まとめ
特殊清掃は、遺体の発見が遅れた孤独死や事件、ゴミ屋敷での死亡事故など、通常の掃除では対応できない過酷な現場で行われます。腐敗臭や体液の除去、害虫駆除、消毒・消臭など、高度な知識と技術が必要な作業です。
また、遺族とのやり取りや精神的な負担も大きく、専門業者に依頼することで安全かつ確実に対応できます。費用は間取りや作業内容によって異なるため、見積もり時に詳細を確認することが大切です。正しい知識を持ち、早めの対応を心がけましょう。




