遺品整理・ゴミ屋敷の掃除片付け専門業者crysta-クリスタ-

遺品整理・ゴミ屋敷の掃除片付け業者

片付け業者 クリスタcrysta

年中無休

(受付時間:9:00~20:00)

0120-117-767

問い合わせ

遺品整理は誰がやるのが正解?家族間トラブルを防ぐ手続きと注意点

身内が亡くなったあと、避けて通れないのが「遺品整理」です。しかし、「遺品整理は誰がやるの?」「親族のうち、誰が進めるべき?」と悩む方も多くいらっしゃいます。実際には、相続人や遺言で指定された人が行うことが一般的ですが、ケースによっては自治体や専門業者の力を借りることも必要です。

本記事では、遺品整理の基本から誰が担当すべきか、費用の負担方法、トラブルを防ぐための注意点まで、分かりやすく解説いたします。

本記事の監修者
遺品整理士 菅野 武史

遺品整理士:菅野 武史

一般社団法人遺品整理士認定協会
認定遺品整理士(第 IS23822 号)

片付け業者にて3年、遺品整理業者で2年の現場経験を積んだ後、自身の会社を設立。
年間500件以上の現場をこなし、現在も積極的に片付けや不用品回収案件に携わる。

詳しいプロフィール

目次

遺品整理とは?進める前に知っておきたい基本知識

遺品整理は、亡くなった方の持ち物を整理し、家の中を片付ける大切な作業です。感情的な負担も大きく、相続や法律の問題とも関係します。まずは遺品整理の目的や必要性、相続との関係を正しく理解することが重要です。

遺品整理の目的と必要性

遺品整理の目的は、故人の持ち物を整理して、住まいを清潔に保つことだけではありません。大切なのは、残された家族が気持ちを整理し、故人を見送る区切りをつけることです。たとえば、衣類や写真、書類など、思い出の詰まった品々を見ながら、家族で故人を偲ぶ時間が生まれます。

また、実務的には家を明け渡すための片付けや、不用品の処分なども必要になります。さらに、放置しておくとカビや悪臭、害虫の発生といった衛生的な問題が起こることもあります。遺品整理は「心の整理」と「住まいの整理」の両方の役割を持ちます。

早めに取りかかることで、精神的・物理的な負担を軽減し、スムーズに相続や手続きへと進むことができます。ご家族が安心して故人を送り出すためにも、遺品整理は大切なプロセスなのです。

遺品整理と相続の関係

遺品整理は相続と密接に関係しています。なぜなら、遺品の中には相続財産として扱われるものが含まれているからです。たとえば、通帳や印鑑、不動産に関する書類、宝石や骨董品などは、相続対象として扱われます。

これらを誤って処分してしまうと、相続手続きが滞ったり、親族間のトラブルの原因になることがあります。そのため、遺品整理を始める前には、まず遺言書があるかどうかを確認し、相続人全員で話し合って整理の方針を決めることが重要です。

相続放棄をする予定の方も、遺品に手をつけてしまうと「単純承認」と見なされるおそれがあるため注意が必要です。また、相続税の申告には、相続財産の正確な把握が欠かせません。

遺品整理を通じて財産を明確にすることが、正しい相続手続きを進めるうえでの第一歩となります。遺品整理と相続は切り離せない関係であることを理解しておくことが大切です。

遺品整理は誰がやる?状況別の判断ポイント

遺品整理は、状況によって担当する人が変わります。法的な立場や故人の意志、家族の事情に応じて、整理する人を正しく判断することがトラブル回避につながります。それぞれのケースに分けて詳しく解説いたします。

法定相続人が担当するケース

基本的に遺品整理を行うのは、法定相続人です。法定相続人とは、法律で定められた相続の権利を持つ人を指し、一般的には配偶者や子ども、親、兄弟姉妹などが該当します。

遺品の中には、相続財産に該当する現金や預金通帳、不動産の権利書などが含まれるため、これらを整理するのは相続権を持つ人の責任となります。また、相続人が複数いる場合は、原則として全員の合意のもとで遺品整理を進めるのが望ましいです。

勝手に処分をすると、他の相続人との間でトラブルになる可能性があります。ただし、実際にはすべての相続人が立ち会えないこともあるため、代表者を決めて進めるケースも多くあります。

法定相続人が遺品整理を行う際は、まず遺言書の有無を確認し、次に誰が何をどのように整理するのかを話し合ってから行動することが大切です。

遺言で指定された人物による整理

遺品整理は、遺言書によって指定された人物が行うこともあります。遺言書に「〇〇に遺品整理を任せる」と明記されている場合、その人には法的な権限はありませんが、故人の意志を尊重して整理を進めることが一般的です。

たとえば、信頼できる親族や知人、または第三者が指定されることもあり、相続人がその内容に納得すれば、その人物が実務を担当することも可能です。遺言執行者が正式に指定されている場合は、その人が遺産に関する手続きを担うため、遺品整理の指揮を執ることもあります。

ただし、財産に関わる物の処分については、相続人全員の同意が必要になる場合があります。遺言に沿って遺品整理を行う際には、感情的な摩擦を避けるためにも、あらかじめ親族間で十分に話し合いを行い、整理の方針や作業範囲について明確にしておくことが大切です。

同居の家族・親族が実務を担う場合

実際の現場では、同居していた家族や近くに住んでいる親族が遺品整理の実務を担うことが多くあります。これは、日常的に故人と接していたため、どの品が重要かを把握していることが多く、作業がスムーズに進みやすいからです。

また、遠方に住む親族や仕事の都合で整理に参加できない相続人に代わって、代表として片付けを進めるケースもあります。ただし、この場合でも「勝手に処分した」と誤解されることを避けるために、事前に親族間で合意を取ることが必要です。

重要な遺品や貴重品は、写真で記録したりリスト化したりして、全員に共有することがトラブル防止につながります。同居していた人が実務を担う場合は、心の整理も含めて大きな負担になることがあるため、周囲の理解とサポートも大切です。信頼関係と連携が、遺品整理を円滑に進めるカギになります。

特別なケースでの遺品整理の進め方

遺品整理は、相続人がいない場合や相続を放棄した場合など、通常とは異なるケースで進め方が変わります。こうした状況では法律や自治体の制度に沿った対応が必要となるため、正しい知識をもとに判断することが大切です。

相続放棄後の遺品整理は誰がやる?

相続放棄をすると、原則としてその人には遺品を整理する権利も義務もなくなります。つまり、相続放棄をした人が勝手に遺品を片付けたり、持ち帰ったりすると、「単純承認」と見なされ、相続を受けたと判断される可能性があります。

これは借金などのマイナス財産も引き継ぐことになるため、大きなリスクです。では相続放棄後の遺品整理は誰がするのかというと、相続人が全員放棄した場合、家庭裁判所に申し立てをして「相続財産管理人」を選任してもらう流れになります。

相続財産管理人が選ばれるまでは、誰も遺品に手をつけるべきではありません。ただし、腐敗物の処分など緊急性がある場合は、限定的に清掃業者などへ依頼することも考えられます。相続放棄後は感情的な行動を控え、法律に則った手続きを踏むことが重要です。

相続財産管理人・清算人が行う場合

相続人がいなかったり、全員が相続放棄をした場合、遺品整理は「相続財産管理人」または「清算人」が行うことになります。相続財産管理人とは、家庭裁判所が選任する専門の管理人で、故人の財産を整理し、債権者への支払いなど必要な手続きを進める人です。

一方、清算人は法人の解散時などに選ばれるもので、個人の遺産管理においては相続財産管理人が一般的です。この管理人は、遺品の中で金銭的価値のあるものを処分し、負債の返済や法的手続きを行います。生活用品や日用品など価値のない遺品については、整理・処分も管理人が行います。

費用は故人の遺産から支払われるのが基本で、財産が不足している場合は行政の関与が必要になるケースもあります。こうした管理は個人で行うことができないため、家庭裁判所への申し立てを経て、正式に管理人が選ばれるまで待機することが求められます。

親族不在・孤独死の場合の自治体対応

親族がいない、または連絡が取れない状態で亡くなった「孤独死」の場合、遺品整理は誰が行うのか不明確になることがあります。このようなケースでは、まず警察や自治体が状況を確認し、相続人を探す手続きが行われます。

相続人が見つからない、あるいは全員が相続放棄した場合は、家庭裁判所により「相続財産管理人」が選任され、整理作業が進められます。しかし、緊急に室内の清掃や衛生対応が必要な場合、自治体が一時的に清掃を手配することもあります。

ただし、自治体によっては遺品整理の費用を負担できない場合も多く、費用が故人の預貯金や家財から支払えないと、対応が滞ることもあります。また、集合住宅などでは管理会社や大家が最初の対応を行うケースもあります。孤独死への対応は地域ごとに異なるため、各自治体の福祉課や生活支援窓口に相談することが大切です。

遺品整理にかかる費用と支払い方法の仕組み

遺品整理には、人件費や処分費など一定の費用がかかります。その支払い方法は状況によって異なり、遺産から支払う方法、相続人や親族が負担するケース、さらには公的な支援制度の利用も可能です。ここでは代表的な3つの方法をご紹介します。

遺産から支払う方法と条件

遺品整理の費用は、基本的に故人が遺した財産(遺産)から支払うことが可能です。たとえば、預貯金、不動産、動産などの資産を現金化し、その中から整理に必要な費用を充てることができます。ただし、遺産を使用するには相続手続きが完了しているか、相続人全員の同意があることが前提です。

また、遺産に関する相続争いがある場合や、相続人が複数いる場合は、費用の使用方法に関して事前にしっかりと合意を取っておく必要があります。

さらに、相続放棄をした人は原則として遺産に手を付けることができないため、その場合は遺産から費用を出すことができません。遺産を使って整理費用をまかなうためには、相続の権利と責任を理解したうえで、適切な手続きと話し合いを行うことが大切です。

相続人や親族が費用を負担する場合

遺品整理の費用は、相続人や親族が自ら負担するケースも少なくありません。これは、遺産がすぐに使えない場合や、相続放棄を検討しているものの緊急で整理が必要な場合などに発生します。

たとえば、賃貸物件で早急に部屋を明け渡す必要がある場合や、衛生状態が悪化していて近隣に迷惑がかかる状況などでは、自己負担で整理作業を進めざるを得ないこともあります。このような場合には、複数人で費用を分担することや、事前に費用の目安を確認して予算を立てることが重要です。

また、費用を支払った人が後に相続を放棄したい場合は、支払い方法や支払い内容によっては相続の意思があったと見なされる可能性もあるため注意が必要です。自費で対応する場合でも、作業の記録や領収書は必ず保管しておき、後々のトラブルを防ぐ対策を講じましょう。

自治体や福祉制度による支援活用

遺品整理の費用に困った場合は、自治体や福祉制度による支援を活用できる可能性があります。たとえば、高齢者や生活保護を受けていた方の住まいについては、自治体が清掃や整理を代行する制度がある地域も存在します。

また、福祉課や地域包括支援センターを通じて、生活困窮者に対して一部費用を補助する制度や、清掃ボランティアを紹介してもらえる場合もあります。これらの制度は全国一律ではなく、自治体ごとに内容が異なるため、早めに役所の窓口で相談することが大切です。

さらに、民間のNPO団体などが遺品整理を支援してくれるケースもあります。公的支援を活用することで、金銭的負担を軽減し、安心して整理を進めることができます。特に経済的に余裕がない場合は、一人で抱え込まず、必ず相談機関を頼るようにしましょう。

トラブルなく遺品整理を進めるための注意点

遺品整理は感情的にも法律的にもデリケートな作業です。親族同士のトラブルや相続の誤解を防ぐためには、事前の確認やルールの共有がとても重要です。ここでは円滑に遺品整理を進めるために注意すべきポイントをご紹介いたします。

遺言書や相続人の確認を最優先に

遺品整理を始める前に、まず最初に確認すべきことは遺言書の有無と、誰が相続人であるかという点です。なぜなら、遺言書に故人の意向が記されている場合、その内容に沿って遺品の処分を行う必要があるからです。

また、相続人が誰なのかを明確にしないまま整理を進めてしまうと、後から「勝手に処分された」といったトラブルにつながることがあります。たとえば、まだ会っていない兄弟姉妹が法定相続人だった場合、その人の了承なしに遺品を処分すると法的な問題にも発展しかねません。

ですから、まずは戸籍謄本などを取り寄せて相続人を確定させ、遺言書が存在するかを調査することが非常に大切です。家庭裁判所での検認が必要な場合もありますので、必要に応じて専門家への相談も検討して下さい。

家族・親族との話し合いの重要性

遺品整理では、親族同士の認識の違いがトラブルの原因になることがよくあります。だからこそ、整理を始める前に関係者全員で話し合いを行うことがとても大切です。

たとえば、「この時計は形見として取り置きたい」「写真だけは処分せず保管してほしい」といった思いは、個々の心の中にあります。それを言葉にして共有しないと、処分されたときに深い悲しみや怒りに発展してしまいます。

また、作業を誰がいつどの範囲まで行うのか、費用はどう分担するのかなども、あらかじめ話し合っておくことで後の揉めごとを防げます。LINEグループやメールで進捗を報告するなど、記録に残る方法でのやり取りを意識するのも効果的です。円滑な遺品整理のためには、感情的になる前に事実と希望を共有する冷静な話し合いが必要です。

勝手な処分を避けるためのルール

遺品整理で最も多いトラブルの一つが「勝手に遺品を処分された」という不満です。この問題を防ぐには、整理作業の前にルールを明確に定め、全員の同意を得ることが不可欠です。まずは、写真や通帳、貴金属など、価値があるかもしれない物については「すぐに処分しない」ことを原則としましょう。

次に、不要品の判断基準を共有し、保留品リストを作ることで、あとから「やっぱり残しておけばよかった」という後悔を防げます。また、作業中の様子を写真に残しておくと、処分経緯の証拠として後の確認にも役立ちます。

どうしても時間が合わずに全員が立ち会えない場合は、代表者が作業を担当し、終了後に確認資料を共有する方法もあります。大切なのは「共有」と「記録」を意識し、勝手な判断で進めないことです。

専門業者に依頼する際の判断基準とメリット

遺品整理を自分たちで行うのが難しい場合は、専門の業者に依頼する選択肢もあります。業者を活用することで、精神的・肉体的な負担を減らし、スムーズに作業を進めることが可能になります。以下ではその利点や選び方を解説いたします。

遠方や高齢者家庭での活用メリット

遠方に住んでいるご家族や、高齢で体力に不安がある方にとって、遺品整理を一から自力で行うのは大きな負担です。そこで、専門の遺品整理業者に依頼することで、こうした不安を解消できます。業者は現地に赴いて、遺品の仕分けから搬出、不用品の処分や貴重品の管理まで、一括で対応してくれます。

例えば、遠方に住む子どもが仕事の都合で頻繁に実家に通えない場合でも、業者に任せることで限られた時間内に必要な作業を効率的に進められます。また、高齢者だけの家庭では、重い家具や家電を動かすこと自体が危険ですが、業者なら安全に作業してくれるため安心です。

さらに、供養や買取などのオプションも用意されており、手続きに詳しくない方でもスムーズに進めることができます。必要に応じて、写真や作業報告書で進行状況を確認できる業者もあり、離れていても安心して任せられる点が大きなメリットです。

費用とサービスのバランスを見極める

遺品整理を業者に依頼する際は、費用だけで判断するのではなく、提供されるサービスの内容とバランスをしっかり確認することが重要です。なぜなら、安すぎる業者は必要な作業が省略されていたり、後から追加料金が発生したりするリスクがあるからです。

まず、見積もりを取るときには、作業内容が細かく明記されているかをチェックしてください。たとえば「整理・処分・清掃・搬出・供養」の各項目がきちんと提示されている業者は信頼できます。また、買取サービスや遺品の配送などを含めた総合的な対応ができるかもポイントです。

料金だけでなく、作業の質、対応の丁寧さ、アフターフォローの有無なども比較しましょう。複数の業者に相見積もりを取ることで、相場を知り、納得できる業者を選ぶことが可能になります。サービスの内容と金額の釣り合いを見極めることが、後悔しない業者選びのカギです。

トラブル回避とスムーズな進行が期待できる理由

遺品整理を業者に依頼する最大のメリットの一つは、トラブルを未然に防ぎ、整理作業をスムーズに進められる点にあります。プロの業者は経験が豊富で、法律やマナーに配慮しながら作業を行うため、親族間でのトラブルや近隣住民との摩擦を避けやすくなります。

例えば、作業中に見つかった重要書類や貴重品も適切に扱い、報告してくれるため、後から「捨てられた」「勝手に処分された」といった問題が起こりにくいのです。また、契約書や作業内容を明文化することで、後々の誤解を防ぐ効果もあります。

加えて、専門業者は行政や福祉関係の制度にも詳しいため、状況に応じたアドバイスやサポートを受けることができます。作業の手間を減らし、感情的な負担も軽減してくれるため、心身ともに安心して遺品整理に向き合える環境を整えることが可能です。

遺品整理で起きやすいトラブル事例

遺品整理は感情的な面や法律的な側面が絡むため、思わぬトラブルが発生しやすい作業です。特に親族間の意見の違いや、相続放棄後の行動、業者との契約ミスなどには注意が必要です。ここではよくあるトラブル事例をご紹介いたします。

親族間の意見の食い違い

遺品整理では、親族間で意見が食い違うことが多く、トラブルの原因になります。たとえば、「形見として残してほしい」「全部処分して構わない」といった感情的な主張がぶつかることがあります。また、誰が整理を主導するか、どのように費用を分担するかについても合意が取れず、作業が進まないケースも少なくありません。

こうしたトラブルを避けるためには、事前に親族全員で話し合い、役割や処分方針を決めておくことが大切です。文書やメッセージで記録を残しておくと、後の誤解を防げます。

さらに、第三者として専門業者を間に入れることで、冷静な判断を保ちやすくなり、感情的な衝突を和らげる効果もあります。大切なのは、「相手の立場を尊重する姿勢」と「ルールを明文化すること」です。

相続放棄後の勝手な対応による問題

相続放棄をしたにもかかわらず、遺品整理に関わってしまいトラブルになるケースもあります。相続放棄をすると、その人は相続に関する権利も責任も放棄したと見なされますが、遺品を勝手に片付けたり持ち帰ったりすると「単純承認」とされ、結果的に相続人とみなされるおそれがあります。

これはマイナスの財産、つまり借金まで引き継ぐリスクがあるということです。遺品の整理に手を出しただけで、思わぬ責任を負うことになりかねません。

したがって、相続放棄をした人は一切の遺品に手を触れず、必要があれば家庭裁判所に「相続財産管理人」の選任を申し立てることが適切です。

緊急対応が必要な場合でも、証拠を残しながら、あくまで必要最小限にとどめましょう。知識があれば防げるトラブルなので、放棄後は特に慎重な対応が求められます。

業者との契約トラブルと防止策

遺品整理を業者に依頼した際、契約トラブルが発生することも少なくありません。たとえば、「見積もりよりも高額な請求がきた」「説明のない作業で追加料金が発生した」「重要な遺品を勝手に処分された」などの事例が実際に報告されています。

こうしたトラブルを防ぐには、契約時に作業内容・料金体系・処分方法を明確にしておくことが重要です。書面での見積もりを必ず取り、契約書に不明点があれば納得するまで確認しましょう。また、作業中の立ち会いや作業前後の写真報告をお願いするのも有効です。

口コミや実績、許可の有無を事前に確認することで、信頼できる業者を選ぶことができます。安心して任せるためには、「値段の安さ」だけで判断せず、「信頼性と透明性」を重視する姿勢が欠かせません。

準備から整理完了までの流れとコツ

遺品整理はただ片付けるだけでなく、計画的に進めることで時間や労力の負担を大きく減らすことができます。ここでは、スケジュールの立て方と、特に重要な遺品の扱いに関するコツを紹介します。焦らず段階を踏んで進めましょう。

整理スケジュールの立て方

遺品整理をスムーズに行うには、あらかじめスケジュールを立てておくことが非常に大切です。計画なしで始めてしまうと、作業が長引いたり、重要な遺品をうっかり処分してしまったりする恐れがあります。まずは、整理を開始する日を決め、その前に誰が作業に関わるか、作業範囲はどこまでかを家族や関係者で共有しておきましょう。

そして、1日で終わらせるのではなく、「この日はリビング」「次は押し入れ」といった具合に部屋ごと・日数ごとの目標を立てると負担が軽くなります。作業時間は無理のない範囲で設定し、休憩時間も確保しておくことが大切です。

また、処分する品の種類によっては、市区町村の粗大ごみ回収日や業者の予約も考慮する必要があります。事前にリストを作り、優先順位をつけておくことで、効率的に作業を進めることができます。予定通りにいかないこともあるため、余裕を持ったスケジューリングが理想的です。

重要品・貴重品のチェックと保管

遺品整理の中でも特に慎重に扱うべきなのが、重要な書類や貴重品の取り扱いです。通帳や印鑑、保険証書、不動産の権利書、写真、宝石、現金などは、相続手続きや形見分けで必要となるため、最初に確認して安全に保管することが不可欠です。

作業を始める前に、こうした品が保管されていそうな場所(タンスの引き出し、金庫、本の間など)をあらかじめリストアップし、チェックリストを作って探すと見落としを防げます。見つけた品は個別に袋や箱に分け、誰が管理するかを決めておくと安心です。

万が一紛失した場合でも、記録写真を残しておけば証明になりますし、トラブル回避にもつながります。特に、相続に関わる書類を処分してしまうと後々大きな問題になるため、判断に迷う品は捨てずに保留ボックスを作るのがおすすめです。重要品の確認と管理は、遺品整理の最初のステップとして最優先で行ってください。

まとめ

遺品整理は、単なる片付けではなく、相続や家族間の関係、法律面も関わる重要な作業です。まずは誰が遺品整理を担当するのかを明確にし、相続人や遺言書の確認を行った上で進めることがトラブル回避につながります。

相続放棄や特殊な事情がある場合には、専門家や自治体への相談も検討しましょう。また、無理をせず業者の力を借りることで、精神的・肉体的な負担を軽減することも可能です。遺品の中には重要な書類や貴重品も含まれているため、慎重に整理を進める必要があります。事前の準備と親族間の話し合い、信頼できる業者選びが、円滑で安心な遺品整理を実現するカギとなります。

よかったらシェアしてね!
  • URLをコピーしました!
  • URLをコピーしました!

Crystaのサービスメニュー

クリスタでは、少量の不用品や大型家具・家電の回収はもちろん、戸建て住宅まるごとの片付けまで柔軟に対応しております。
ゴミ屋敷の整理・清掃や遺品整理、引っ越しに伴って出る粗大ゴミの処分など、不用品に関するお困りごとがございましたら、ぜひお気軽にお問い合わせください。

^
TOP

目次